未妊―「産む」と決められない
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人気ランキング : 10735位
定価 : ¥ 735
販売元 : 日本放送出版協会
発売日 : 2006-04 |
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働く前に読んで欲しい!! |
私は来年から新卒で働きます。
その前にこの本を読んで本当によかった!!!!
私は23歳から働いて、3年は仕事に打ち込み、5年後に彼と結婚し、「30歳くらいで出産かなぁ。」と思っていました。
でも「30歳は仕事も変わり目」ということを知り、曖昧な気持ちではその場の忙しさで産むのズルズルと延ばす可能性があることに気づきました。
私は「仕事より家庭をとる。」「絶対産むぞ」と働く前から覚悟を決めておくことが案外大切な気がしました。
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多面的にケースを紹介 |
結局,少子化に対するいろいろな政府の政策も表面的なことばかりで,ライフスタイルの変化とそれに追従できる社会の変容が必要であるとも感じた.
私らも,産みたくはないとは思わなかったが,何となく仕事をしているうちに結婚も遅くなり,出産の締切時間に追われている.深くは考えていたわけではないが.
本書では,様々なケースの方々のインタビューと,現場の医師の方々のコメント,そして様々なデータと公衆衛生の文献などから,多面的に少子化の実態をリポートしている.
結局,「案ずるより産むが易し」というのは,後になって感じること.若いときはなかなかそうは思えなかったが,実際はそうであろうし,そのように社会も変えていかねばならない.決して経済的な援助だけでは少子化の対策にはならないことは自明である.
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素直に感動しました |
河合さんの本は、「お産選びマニュアル」以来2冊目ですが、すばらしかった。データや取材内容の検証のしかたに、一級のジャーナリストとしての品格を感じます。ご自身が、長らく、医療や出産の現場に携わってきたジャーナリストであるのと同時に、3人のお子様を働きながら育てられたからこそ、「未妊」の女性の深層心理や少子化の原因を語られても、説得力があり、深く共感できるのです。「育児から得た発想、時間管理能力、コミュニケーション力などはその後ずっと仕事に、プライベートに生かしていける」「いのちは選ぶものではなく受け入れるもの」というお言葉は、多くの迷える女性を勇気づけてくれるでしょう。
この本と「二人目産みません 産めません」は、是非、国の少子化委員会でとりあげていただきたいです。
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これからの母親と父親に |
タイトルに惹かれたものの、「どうせフェミニズム系のエッセイかなんかだろう」と思って大して気にしてなかったのだが、読み始めて認識が一変した。
インタビューを重ねたであろう「未妊」の人々に個人的な経験や主観を語らせて読者を引き込んでいく一方、筆者はそれに対して肩入れするわけではなく、統計などの客観的データを突き合わせることで「まだ産まない」というあいまいな状態がどのように周囲のプレッシャーから「作られている」かを丁寧に解説していく。
結婚と金銭的な話やセックスの話など、踏み込むべきところはキチンと押さえられていて、現在の日本で働く女性がどのような状況にいるのか、どのようなプレッシャーを受けているのかがとてもよく理解できた。
ただ、これは「産めるのにまだ産んでいないカップル」という本書のテーマから逸れてしまうが、せっかくここまで書けているのだから、いわゆるパラサイトシングルの話や格差拡大社会の話などにも触れられると最高だと思った(まぁこれは次の本に期待、か)。
著者の文章は表現が的確で分かりやすく、また硬すぎず軟らかすぎない。
その読後感は欧米の優れた科学ジャーナリズム本に近いものがある。
これから子供を産もうとするすべての女性、そして彼女らのパートナーとなる男性にも、オススメできる良著だと思う。
私は早速、彼女にもこの本を薦めました。
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産もう |
女にうまれてきたからには、こどもを持ちたいと思える本でした。心配があつても生める年齢があることをわすれてはいけない。著者のひょうげんの豊かなことにも感動しました。